言葉の深さ。

よく、「私たちの生きてる今日は、生きたくても生きられなかった人の明日」という言葉を聞きますが、最近生まれて初めて言葉の深さを感じました。この言葉を聞いてすぐでしたら、皆様も案外簡単に「よし、生きられなかった人に恥じないように生きるぞ」なんて思ったりもするのでしょうが、そうそう生きられなかった人に出会うこともないので簡単に忘れがちだと思うのです。

私の周りで死んだ人は年相応な人たちばかりです。探せば誰か知ってる人で死んでしまった人もいるかも知れませんが、やはり探さないと居ないくらいなので、もし居たとしてもすぐ忘れてしまうでしょう。なかなか普段生きられなかった人を思いながら生活することはありません。

私が最後にこの言葉を誰かが言ってるのを聞いたのは、成人式で成人の方が喋ってるとこでした。(テレビ)別に誰が言っても同じですが、式典などで聞くと「またその話かよ」と思ってしまいます。テレビで見た時はそう思いました。

しかし、中学生くらいから何度も聞いたその言葉について真剣に考えたことってなかったような。だって、毎日誰か死んでるのだもの。私たちも死にますし。

でも、何と言いますか、感慨深いんですよ。この言葉。まぁ、あとは各々考えてみて下さいな。

本日は、朝少し買い物に行き昼からはやっぱり釣りでした。風は強いし、雪はぱらつくし、ルアーは引っ掛けるしで踏んだり蹴ったりだったので、お酒を飲みます。