依存症 補足編

昨日書ききれなかったことがあるので、補足編です。
なぜ書ききれなかったのかと申しますと、長くなってしまったのと、昨日中に書き始めた記事を昨日中に投稿するというノルマを自分に課してみたのと、書き終わってから言葉足らずと感じたからです。


一番強く書かなければならなかったのは、薬物には絶対に手を出すな!です。
これがなかなか難しいかも知れません。普段の暮らしの中で「薬物はいけない物、危ない物だから絶対手を出さないぞ!」と強く思ってる人間なんてほとんどいないと思います。頭の片隅にはあるでしょうが、どういうモノなのかも分からないし、どう危ないのかも分からないので、なかなか強い意志を持てる人間は居ないでしょう。


薬物との出会いは、自分から探さない限り「身近な人間がやっていた」だと思います。たまたま友達の家に遊びに行ったらやっていたり、その場に数人いて自分以外全員やっていたらあなたは断れるでしょうか。普段から強く拒絶する意志を持っていないとなかなか断れないと思いますよ。
やったらどうなるかなんて皆様興味ありますもの。


少し昨日の記事と重複しますが、テレビやスマホにも依存性はあります。無意識にテレビを点けたり、用もないのに画面を覗いたりしていませんか?鳴ってもいないのに鳴ったように感じるなんてもう中毒ですよ。脳は一度覚えた快楽を忘れません。一度楽をし始めると基本後戻りできないのです。これが薬物でも起こります。


いろんなことが便利になりましたが、便利になったということは楽になったということ、楽になったということは依存性があるということ。
なぜ楽なモノに依存性が生まれるかなんて、説明がいるのか分かりませんが、結論から言うと人間が弱くてもろいからです。(ゼイジャク)

何に対して、どういう状況で脆弱なのかは人それぞれですが、能動的に楽しいことをしなくても、受動的に楽しいことがわんさかあるのがこの世の中。そりゃぁ社会全体が依存症にもなります。


私は今、薬物もお酒もタバコもしてませんが、やりたくなくなる訳ではありません。特にお酒やタバコはすぐに手に入ることもあり、2、3日に一回くらいのペースでどちらかの誘惑がやってきます。

それでも私がやらない理由は、やったからと言って楽にはなれないからです。一時的な快楽は味わえますが、酔いが醒めるなり、効果が切れた後は、楽ではありません。また欲しくなります。タバコを吸い始めると辞められなくなるのはご存知の方も多いと思います。

何に対しても、依存が始まれば効果や作用が切れて時間が経つと、それのことばかり考えるようになります。そこから楽になろうとまた手を出すと、切れた時に同じこと。抜け出したければ辞めるしかない。しかし、辞めようとするとそれのことばかり考えてしまう。もう無限ループです。

それでも、抜け出す方法は辞めるしかありません。


私が辞められた理由は、楽しさよりも虚しさが勝ったこと、捕まるリスクを負ってまでするようなことでもないなと思ったこと、あとは単純に時間がもったいないと思いました。やりたいことがあるのにもったいないですもん。

しかし、もっと強い薬物に手を出していたらどうなっていたか分かりません。
合法ハーブがいまだに有り続けていれば、入手のしやすさと値段の安さで、辞めるのは簡単ではなさそうですしね。
合法ハーブは多種多様でしたので、自分の好みのモノがあれば依存性はかなり強いでしょう。

それに、初期のスパイスと呼ばれてた頃はマリファナの成分を化学合成した、いわゆる脱法マリファナという奴でしたが、後に合法ハーブになってからは中身が何なのか全く分かりません。
薬物には後遺症が出る物があります。人に寄るのか、摂取の程度や期間に寄るものかは知りませんが、私の、頭がぼーっとする癖もハーブに寄る後遺症なのかも知れません。

少なくとも、精神的には薬物を経験する前には戻れません。


薬物に限らず、依存性のあるものは世の中に溢れています。作用や効果が強ければ強いほど、大きければ大きいほど依存は強くなる傾向があります。

まず、薬物には絶対手を出さないこと。身近なモノでも依存性がありそうなモノには気をつける!違法、合法関係ありません。依存性があるかないかを確かめる簡単な方法は辞めてみることです。依存症は自由を奪い、思考を停止させます!



要するに、現実を楽しく生きるぞ!オォーッ!です。